『一瞬小説・超短編小説』なみのり 創作総合

140文字程度の一瞬小説をメインに、短い小説を作ります。 2019/08/17から、本格的に活動しています。

カテゴリー:瘴気少女@15秒小説

瘴気少女 1人目『瘴気の園の奥地』

瘴気の園の奥地 私がそこで寝ていると一人の兵士が現れた 「君は…子供…か?」 私はすぐさに飛びかかり彼の首に噛み付く 彼は無様に悲鳴をあげ私を蹴っ飛ばして逃げた 「私は魔物よ」 私は小さな口と歯でにんまりと笑ってやった 以下『イメージ・シンボル辞典』よ…

瘴気少女 2人目『瘴気の園の花畑』

瘴気の園の花畑 私の元に一人の王子様が現れた 「私は君に一目惚れしてしまったどうか一緒に来てくれないか?」 「喜んでお受け致しますでも私は動けないからここで一緒にいてもいいよね?」 私は私の蔓で彼を絡めとり土に埋めた 以下『イメージ・シンボル辞典』…

瘴気少女 3人目『瘴気の園の墓場』

瘴気の園の墓場 私が腐肉を食らっていると 一人の痩せた少年が現れた 「カラス…?人…?」 「私は人だよ?ここには美味しいお肉が沢山あるから一緒に食べよ?」 その後新鮮でよく丸くなった彼を美味しく頂いた 以下『イメージ・シンボル辞典』より引用 『墓場』の…

瘴気少女 4人目『瘴気の園の湖』

瘴気の園の湖 私はそこで一人歌っていた ある日一人の旅人が歌に聞き入っていた 彼はこう言う「美しい声だねでも何故こんなところにいるんだい?」 彼は気づいていないようだ私と彼の周囲の地面は水に飲まれ後は彼を飲み込み喰らうだけだということに 以下『イ…

瘴気少女 5人目『瘴気の園の森』

瘴気の園の森 茨に侵食されたその森で私が眠っていると一人の男が奥まで入ってきた 男は傷だらけで言う「なんだ…?死人か?」 彼が近づくなり私は一気に起き上がり掴みかかりそのまま喰らった 以下『イメージ・シンボル辞典』より引用 『森』のシンボルの意味…